以前から、SEOや最適化という言葉は見たことがあり、興味はありましたが、不自然にデカイ文字が多いページに
してアクセスを稼いでも、サイト自体が見づらくなったり使いにくくなったりすれば、本末転倒である
ような気もしたため、これといった対策は、していませんでした。(と、いいますか "最適化" == "<H1>で
囲む" くらいの知識しか持っていませんでした・・)
いくつかのSEO関係のサイトを見てみましたが、さすがに皆さん商売なので、小技は書いても肝心なテクニックは
書かれているはずもありませんでした。
2003年2月に本業の古本屋サイト内に設置している
個人売買掲示板で詐欺が発生しました。
それまで、普段はあまり見ていなかったアクセスログを見ました。
その後もプロバイダを変えた詐欺犯が登録を繰り返すため、時々アクセスログを見ていました。
その結果、2003年4月頃から Google 経由のお客様が増えていることに気づきました。
しかし、詳しく調べたり統計を取ったりするのは性格的に向いていないことと、面倒なので
「訪問者が増えてありがたいな」程度でそのままにしていました。
ある日、ふと思いつき「古本 通販」などで検索してみると、いくつかのキーワードで一番上に表示されていました。
思い当たることがなかったため、またいろいろなSEOサイトを巡ってみましたが、
理由はわかりませんでした。
2003年5月初旬、あるSEO関係サイトで、「35から更新が始まった」「35がおかしい」という投稿記事を
読みました。「35」って? 読んでみると、
http://216.239.35.101/ の35とのこと。
でも、よくわかりませんでした。
そもそも「Google Dance」という言葉自体、初めて目にしました。
「あなたのサイトを最適化してGoogleで上位表示されることがサイト繁栄の近道です!」という
謳い文句に踊らされることを「Google Dance」というのかとも思いましたが(ウソ)、
そうではなかったようでした。
いろいろなSEOサイトを巡ってGoogle Dance
というサイトを見つけ、なんとなく意味がわかりました。(とても詳しい説明があり、オススメです)
その後、「古本 通販」で検索すると、http://216.239.33.101/ http://216.239.37.101/などでは
1番上に表示されていましたが、http://216.239.35.101/ では、3番目に表示されていました。
Google のデータベース更新中は、検索するサーバによって、上で表示されたり下で表示されたり
安定しないことを「Google Dance (グーグルダンス)」というようです。
で、その時は http://216.239.35.101/が不安定だったようです。
【あなたの知らない検索エンジンの秘密】グーグル・ダンスを踊ろうという記事を見つけました。
そこに
Google Dance Toolというサイトと
Google-Dance-Machine
というサイトが載っていました。
早速、「古本」(コレばっかり)で検索。ところが、文字コードの違いなのか、検索できませんでした。
でも、なんとなく面白そうなので、マネして作ってみようと思いました。
所詮、うわべだけをマネたものなので、上の2つには機能的に劣ります。
なによりも、作った本人が理屈をわかっていませんし、 Google のことを詳しく知りませんでしたので、
これでいいのか?とは
思いましたが、「古本 通販」(くどい)の検索はできましたので、まあいいかということで、
このサイトを作りました。
途中でこちらのサイトの「ぐーまに」というソフトを
見つけましたが、私の環境(古いWindows)では使えないため諦めました。
(非常に高機能らしいので、インストールできる方は、当サイトをご利用いただくよりも便利だと思います)
ちなみに、上で「Google経由のお客様が増えていることに気づきました」と書きましたが、売り上げは
ぜ〜んぜん伸びませんでした。必ずしも アクセス増加 = 売り上げアップ には繋がらないようです。
個人的には、サーチエンジンの上位で表示されるよりも、実際にご利用いただいたお客様のサイトなどから
「感想付きのリンク」をしてもらう方が効果的なのではないかと思います。
ただ、「実際にご利用いただく」ためには、サーチエンジンからのアクセスも重要な気もしますので、
サーチエンジン対策は重要かもしれません。